「3年間よく生き残ったな」
3周年を祝う燦参七拍子のイベントの最後の挨拶にて、安井くんが発言した「3年間よく生き残ったなぁ…」という言葉。
FC動画でも、モロがそれに触れると「普通死ぬから笑」って笑ってる安井くん。
「3年間よく生き残ったなぁ…」か。
あの大きな事務所を抜けたらどれだけ有名だった人も前に出れなくなるこの世の中で、グループごと全員が抜けて、全く同じメンバーで再結成したという、未だかつて一度もない前代未聞なグループ。
当たり前のように歌番組になんて出演できないし、デビューが取り上げられることもないし、ゴールデンにまで進出できた冠番組さえ、突然なくなっちゃったね。
そんな中、美勇人さんも言ってたけど幕張で3周年を一緒に祝えるなんて。
いやいや、4年目に突入するなんて。
表ではどれだけ平気な顔で「楽しい!」「幸せ!」「俺ら恵まれてる!」って笑ってても、裏では何度も悔しくて辛くて諦めそうになる瞬間があったんだろうな。
だって、本人じゃない私たちファンでさえ、何度も色々な思いしてきてるから。笑
メンバーが歌詞を考えた夢想人の″どうして僕ら泣いているんだろう″の歌詞が直球でその通りで。
いつも丁寧な言葉を使う安井くんが「ナメんなよ」って言ったのも、安井くん自身特に本当にそういう悔しい思いをすることがたくさんあったんだと思う。
いや、過去形じゃなくて、現在進行形で今もあるんだと思う。
「あー元Jね」って、それだけで片付けられナメられる世の中だと思う。
渋谷すばるが退所後に、「元アイドルってなめられるんだな。アイドルって凄いのにな」ってインスタに上げた時に美勇人さんがわざわざ、いいねを押してたのも、本当に。
そういう世の中というか、そういう業界なんだろうな。
全ての言葉が四方八方から降りかかってくる安井くんは、いつも平気な顔して笑ってるけど、悔しくて無性に泣きたくなることが山ほどあると思う。
裏の苦労も知らず、知ろうともせず、「成功してていいね!」なんて軽く簡単に言われるたびに、
「いやいやいや」って笑うたびに、
心の中でたくさんの気持ちを溜め込みながら。
安井くんのことを美勇人さんが「自分に回ってきたらまあ無理だなと思うようなこと」と綴ったように、
萩ちゃんが「時には嫌われることもある辛い役だ。そう簡単に出来ることではない。色々言われることもあっただろう」と発言したように、
良くも悪くも色々なことを言われ、その度に彼はきっと上手に笑って交わしてグループ売り出して宣伝して必死にここまできたんだろうな。
時には、自分自身にさえ嘘をつきながら。
グループみんなで話し合って決めたことなのに、何かあった時に全て「安井のせいだ」って矛先全部向けられて。
それでも総じて表に立って言葉を届けるのは彼で。
裏でも表でも、しんどい役柄すべて一人で背負って。
メンバーが安井くんに作った曲の冒頭の歌詞が
″小さな身体に背負い込んだ余計な荷物はおろして一緒に旅に出よう″ だもんな。
今まで、どれだけの重い重圧を背負ってきたんだろう。
そんな彼が言った「3年間よく生き残ったな」という言葉はあまりにも重すぎて、胸にドシーンと響いた。
永遠なんてないってことは、7ORDERのファンが一番この身を持って知ってること。
だからこそ、今が当たり前に続くわけではないんだとそれを忘れず、どうか彼ら7人の人生が大きく報われる日が来ることを心から願います。
″4年目は戦に出る″
″世間にぶちかます″
きっと今のグループの目標はこれなんだってことが今回の燦参七拍子でものすごく伝わってきました。
だから、その″戦″というものに出る日が来た時は、そっと背中を押させていただきます。
4年目も、頑張れ、7ORDER。
大丈夫、ファンがいる。
2022.5.24 パセリン