THE STAR NEXTAGEでの戦
THE STAR NEXTAGEに7ORDERが出演するということで、これは駆けつけないとと、今まで行ってこなかった福岡に初めて足を運びました。
ライブ前、駅からマリンメッセまでのバスに乗る際から気づいたこと。
あれ????
7ORDERのファンどこ???
ビックリするくらい韓国のファンの方ばかり。
カバンについてるものはみんな韓国系で、BE:FIRSTのファンもたくさんいて。
あれれれ?
「今日、7ORDERでるよな…?」
思わず友達とそう話したレベル。
そしてバスに乗り込み、会場へ着くとものすごい人の数。
でも、みーんな韓国系。
韓国のアーティストとは無縁な私からすると、ハッキリ言って、めちゃくちゃビビりました。
で、ちらほらと、7ORDERのカバンを持っている人を見つけると安心して声をかけたくなったレベル。
周りに涼しいところが全然なくて、暑すぎて、なんの修行?ってくらい汗をかいてようやく入場。
会場へ入り、ありがたいことにアリーナの前の方に着席。映像ではずーーっと韓国のグループのMVが流れていて、ますますアウェーな状態に、7ORDER大丈夫か…とこちらが緊張することに。
周りは恐らく、各ブロックごとにアーティストのファンを固めていて、両隣も後ろも7ORDERのファンで安心しました。
時間になり、暗転し、まずはグループの映像が流れます。3グループ、特にIVEの時の歓声がすごくて、「え?声出すの禁止だよね…?」って戸惑いつつ。それに引っ張られず、7ORDERの時だけ拍手を起こすファンがさすがだなと思いました。
普通、引っ張られて「キャー!」ってなってもおかしくないのにね。
これも、今まで7ORDERがコロナ禍でたくさん試行錯誤し、工夫し、実施し、共に盛り上がりながら築かれていった7ORDERとファンのライブでの関係性が露骨に現れたなぁと。
なんてったって、コロナ禍でツアー3回+イベントも数回やってるからね。
ファンも慣れてんのよ←
その後、司会者の方が出てきて、コロッケさんが登場して、空気を盛り上げた後、早速1組目。
正直私、このアウェーな空気の中、一発目が7ORDERじゃないかと思ってたから、Cravityさんの名前が出たとき拍子抜けしました笑
初めて見る韓国のグループ、とっても楽しかったな。
7ORDERのファンみんな誰に言われたわけでもないのにペンライト白色にして振ってたのめちゃくちゃ最高だった。
続いて、Cravityさんのあと、7ORDERくるぞと思ったらまさかのBE:FIRSTさん。
初めて見るし、全く知らないけど、あこの曲知ってるってなるあたり、強いなぁと思いました。
で、BE:FIRSTさんが終わったということは、7ORDERで、最後は絶対一番人気のIVEさんだろうと思ってたのに、まさかの『IVE』という文字に驚き。
まてまてまて、この空気で7ORDERが大トリ!?
マジ???
しかも3会場回ってきて今日がオーラスなのに、そのトリ!?
え…!?
って、やけに緊張したのはきっと私だけじゃないはず。
そしてIVEさんたちが初めて見たけど可愛すぎて、本当にね、曲ダウンロードしました。
最高でした。
IVEさんが終わり、これくるぞ…とソワソワしだす7ORDERファン一同。
司会者の方が「おまたせしました!いよいよ、ラストのアーティストです」と話し始めた瞬間、心臓がドキドキドキッてして、めちゃめちゃ緊張した。
誰がどう見たって、めちゃくちゃアウェーで、ファンも決して多くない状況。
かましてやるしかない。
ここにいる7ORDERのファンみんなで思いっきりかまそう、って。
言葉なくても7ORDERのファンの心の声が聞こえてきたというか、ものすごい心が一つになってた。
今まで関コレの時でさえもここまでのファン同士での固い団結ってなかったんじゃない?って思うくらいの一致団結さ。
7ORDERという文字が画面にバーンって出て、7ORDERのファンがみんな立ち上がって、ペンライト持って…。
暗転の中7人が静かに出てきて、縦一列に並ぶのよ。
美勇人さんが0番に立った瞬間に鳥肌止まらなくて。
1.MONSTER
この立ち位置はもう…って思ったら、大音量でMONSTERのイントロ流れて、その瞬間、7ORDERのファンが一斉にいつも以上に振りかざすようにペンライト振って。
もう、言葉にならない団結力。
ファンがみんな仲間。
「いけ、見せつけてやれ。私らがいる」
という言葉が聞こえてくるかのような団結力。
それに応えるかのようにいつにも増して気合の入った7ORDER。
あのときは必死すぎて、とにかく必死になったけど、いま思い返したら目頭が熱くなってくる。
「No one can order me」のあと、安井くんが叫んだのがめちゃくちゃ好きだったな…。
で、美勇人さんがすぐベースを取りに向かったからバンドくると思い…流れたのは
2.LIFE
イントロからテンションあがるよなぁこの曲。
安井くんが「みなさんの両手見せてください!」からの「everybody clap your hands!!」
で、普段通りの7ORDERを感じてカッコよかった。
場所はどこだったとしても、自分たちのスタイルを貫くところ、勇ましい。
どのアーティストもそういうお客さんへの声かけをしてなかったからこそ、他のファンからしたら新鮮だったんじゃないかな。
これを言われた瞬間めちゃくちゃ気合い入ったなぁ。
このアウェーな場でも、バンドの音で最後楽しむメンバーに、鳥肌が立ったし、最後音終わった瞬間に、7ORDERファンじゃない人たちもめちゃくちゃ拍手してくれるし、思わず声出てる人もいて、胸が熱くなった。
7人の生演奏、生歌、パフォーマンスがみんなの心を動かした瞬間だった。
ちなみに、「愛されたいと聞こえないように呟いた」で、美勇人さんと向き合って見つめ合って歌う顕嵐ちゃん。(ちなみにさすがに愛してるよとは返してなかった)
あらみゅをこんなところで摂取できるとは思わず、そのあとも釘付けになっててふと視線ずらしたら、「愛することを少しもわからないまま」で、さなやすが、いやたまごっち同盟が、向き合って仲良ししてたのね……見とけばよかった……
3.agitate
agitate歌ってくれないかなと期待してたけど本当に歌ってくれた…(涙)
個人的には、我ながら珍しいことに、いつも美勇人さんと逆側だらけなのに今回はガッツリ美勇人さんの0ズレだったので、視界も良く美勇人さんのスラップをひたすら見つめられて幸せでした。
っていうか、このアウェーな場で7人が向き合って「傍観者たちの無責任な声なんかさぁ一緒に笑い飛ばしてやろう」はもう…。
とことんカッコ良すぎる。
映画見てるのかと思ったな。
挨拶
諸星「僕たちは、ダンスもバンドもやるグループです!もしよかったら、よくなくても、覚えてくれると嬉しいです!」
安井「せっかくのラストなんでね!!みなさんせっかくなら楽しんでいきましょう!!では1人ずつ自己紹介しますね。安井謙太郎です!」
諸星「諸星翔希です!サックス担当です!ネギ塩たんが好きです!」←突然の好きな食べ物
顕嵐「阿部顕嵐です。好きな食べ物はトンカツです」←トンカツぶれなさすぎ
美勇人「森田美勇人、ベース担当です。好きな食べ物は、梅オクラ冷奴です」←ぶれすぎ。もはや日替わりなんか?
真田「真田佑馬です!好きな食べ物はメロンでーす♡」←可愛くなりたいさなぴーがでてる
萩谷「萩谷慧悟です!好きな食べ物は!!」
ドラマをダダダダ…と鳴らす萩ちゃん。
萩谷「…お惣菜です!」
安井/諸星「いや、なんのッッ(ピスタチオ)」
こんな場でまさかぶち込んでくるとは思わず、ちょっと本気で笑った。
しかもそのあと、ネタが1つ終わったかのように「はい、よろしくお願いしまーす。こんな感じでやってまーす。」って言う安井くんにも笑った。
そんなこと誰もしてなかったよ??
4.what you got
ええええ!?この曲やるとはノーマークすぎ。
ちょっとざわめく。これは。さすがに。
イントロ流れた瞬間、は!?ってなりました。
Make it trueじゃなくて、そっち!!?
しかも、もう恒例のやつですが、見たことないダンスをするんですよ彼ら。
毎回なんで振り付け変えてくるんだ??
もはやそのストイックさにまた頭抱えました。
恐らく、次の秋ツアーのセットリストですよね。
もれなく、美勇人さんのあのお得意の空中回し蹴り見れますので楽しみにしててください。
最初のパートで萩ちゃんのマイクが入ってない事件が起きたんだけど、一切動揺することなく、もはや地声で届けようと必死に声を張り上げる萩ちゃん、めちゃくちゃかっこよかった。
そして、agitateの時と同様、この状況で7人がギュッと1つになって「僕らは1人じゃない僕らは1つなんだ」は、泣かせにきてると思った。
1人じゃないし、7人いるのがどれだけ強いか。今、7人でいることが、そしてこの外部のライブの大トリに立たせてもらってることがどれだけすごいことか。
そして何が気持ちいいって、歌い終わって曲の最後の間奏で完璧な尺で「みなさんラストです!」というように場を盛り上げる言葉をかける安井くんと、その間にサッと楽器隊が準備に入るところの要領の良さ。
あまりにも安井くんの完璧な尺に、また周りから「おぉ……」という感心の声が聞こえてきて、めちゃくちゃ自慢でした。ありがとう安井くん…!!!!
5.SUMMER様様
くると思ってました!!が!!!!
やっぱり死ぬほど盛り上がるなこの歌は。
イントロの間にまた安井くんがめちゃくちゃ声かけするから、その間合いがまた気持ちいい!
そして、陽気なサングラスかけてくるのもめちゃくちゃ面白かった。
7ORDER知らない人も見ててこれは楽しかったんじゃないかなと思う。
エンターテイナーな彼らが本当に浮き彫りすぎて、凄かった…。
「福岡の皆さん!もしよかったら僕たちの真似してください!!」「福岡!!めちゃくちゃいい!!!!」
そんな声かけを歌ってる間も忘れない安井くん。
プロすぎる……。
そして7ORDERファンもそんな7人の熱量に負けないくらい必死に踊ったね。
この外部のイベントでも、「僕と顕嵐で盛り上がり対決しますよー!!」と言って、半分に分かれて拳上げさせるのも、きっと散らばって各所にいるファンを信頼してるからこそ出来ることなんじゃないかなとも思ったし、嬉しかった。
あと、美勇人さんが歌った後、モロちゃんが歌ってるのに安井くんがまだ美勇人さんに手をぴらぴらさせて、モロちゃんが歌うのやめて「おいおい!俺が歌ってるから!!!!」ってツッコミいれるやつ。
あのツアーでたまにやってたやつを、ここでもぶちかましてくる。
彼ら、もう楽しんじゃってる。
そんなのカッコイイって、ほんとうに。
しかも、安井くんがそうやってふざけたあとすぐに「感じさせてよ…」って、サングラス外しながら超絶狙ってキメ顔するのよ。
いやイケメン!!!!!!顔良いな!!!!!
ずるいなおい!!!!!
コロナじゃなかったら死ぬほど叫んでた。
6.Sabãoflower(バンドver.)
「ラストです!!みなさん!もしよかったら手を上げてください!!」
みんなめちゃくちゃ手上げてくれるのよ。
ファンじゃない人も手上げてくれてて、本当に嬉しかった。
そしてやっぱりライブで最高にいいねこれ。
ギターが増えていくのがやっぱいい。
終わる前、最後楽しみながら生演奏で音を伸ばしつつ、
「今日は本当にありがとうございました!!福岡!!また会いましょう!!!!」
と安井くんが叫ぶように煽り、
「7ORDERでしたッッッッ!!!!」
という言葉と共に音をダーンと鳴らして終わるの、かっこよすぎませんか?
そして音が止まった瞬間、ものすごい拍手が起きた。
それは到底、この会場にいるファンだけじゃ鳴らない音だった。
まさに拍手喝采。
みんなの心が、7人の音によって動いた瞬間だった。
たくさんの拍手と、達成感に満ち溢れた7人の表情。
このライブが始まる前、会場の外やバスの中でたくさん聞こえてきた声がある。
それは、
「IVE、Cravity、BE:FIRSTもわかるよね。…ナナ、ナナオーダーって誰?」
「…ナナオーダーって知ってる?」
「そこだけわかんない」
そんな声だった。当たり前だった。
だって今回のライブ、7ORDERだけ系統が違いすぎる。
始まる前からそのことを痛感していて、アウェーさをひしひしと感じていた。
そんな名前も知られてない彼らが今、大きな拍手を受けて、ライブの大トリを務め、スポットライトを浴びてキラキラと輝いている。
あまりにも眩しくて、あまりにも頼もしくて。
ファンであることに誇りを感じた。
7人が今まで十数年間この芸能界で歩んできた道は、決して平らではなくて、でこぼこ道で、急カーブばかりで、先が見えなかったかもしれない。
今も、茨の道で戦っているのかもしれない。
だけど。
その道の途中に拾ってカバンに詰め込んできた小さなカケラは、気づけば山となってた。
まだ未開のステージへと突き進む7人は、いつのまにかたくさんの武器ときらめきに溢れてた。
すごいよ、7ORDERって。
きっとここで知ってもらったたくさんの人たちは、また貴方たち7人のミカタになってくれるでしょう。
終了後トーク
司会の方登場。
「7ORDERのみなさん… エンターテイメントがもう完成されてますね笑」←間違いない
安井「いやみなさんが一緒にやってくれたので。ありがとうございます」
「みんなを引き込むパフォーマンスだったからですね。」
ここでまた一人ずつ自己紹介をすることに。
安井「安井謙太郎です。一応、最年長でリーダーです。」
はい、この瞬間、ざわめいたよな。ちょっと。
うん、最年長に見えなさすぎて。
わかるよ。
31歳なんですよ彼。怖いよね。
そのあと、安井くんの隣にいる美勇人さんが、次俺?って感じになってるの個人的に可愛すぎました。絶対あなたでしょ
そのあとは1人ずつまた名前と楽器紹介していくと、7ORDERですよね?とツッコミが入る。
安井「6人しかきてなくて…。長妻怜央が別の仕事あって」
「別の仕事????」
「「「「すみません!!!!」」」」
謝るメンバーかわいいな。
「みなさんエンターテイナーなので…無茶振りってできますよね?」
「「「「!!!!?!?!?」」」」
ファン「!!!?!?!?」
いや、まてまて。
他の3グループは、1人ずつなんかファンがキュンってするようなセリフを言ったりしてたのよここ!
おいおい7ORDERだけなんか系統が違いますけど笑笑
最高です。もっとガンガンやらせてくれ。
「今の気持ちを言葉なしで表情と体で表現すると?」
真田「はいちょっと待ってください????会議していいですか?」
「wwwwww」
安井「…じゃあテンポ良くいきますね?」←覚悟きめんの早い
最後誰かと思うと、顕嵐ちゃんなのよ。
いや顕嵐ちゃんどうする!!?!?
怜央ちゃんおらんしなぁ!?どうする??
美勇人さん、一番後ろいってあげたら??
そう思ってると、すぐ始まってしまいました。
美勇人「ぽんぽんいこ」
安井「いくよ?せーの!!」
安井くんはターンして決めポーズするわ、美勇人さんはマイクなしで昼公演のテンドンでマイケルやって「ポウ!」するわ、それはもう1人1秒くらいのありえない速さで動き出すメンバー。
カオス。
で、あまりにも早すぎてカメラさんが全然ついていけてない状態で最後の顕嵐ちゃんに。
顕嵐「……カメラさん追えないよ。」
冷静なツッコミに思わず会場が声出して笑ってたね。
いやなんで7ORDERだけこんなことになってんの?
で、棒立ちする顕嵐ちゃんに、何をしたいかをすぐに察して助け舟をだす安井くん。
安井「カメラマンさん…、阿部顕嵐を映してもらっていいですか…」
で、振り返ってイケメンな顔で「さいこう」って口パクしてウインクする顔面国宝の顕嵐ちゃん。
顕嵐「…みんなさ、時間かけてやってよ……カメラマンさん全然追えなかったもん」
安井「ごめんなさいカメラマンさん!!まだまだこれから精進していきます!!!!」
いやー、なんだこのトーク。
他の3組と全く違いすぎてひたすら笑った。
Twitterに「芸人」って書かれてたの死ぬほど笑ったし最高の褒め言葉ですね。
安井「今日出てる方々のパフォーマンス見させていただいてめちゃくちゃかっこよくて。まぁ見ての通り、僕たち全然(系統が)違うんでww」
いや最高だったよ…!!
その後はPowerの宣伝も少ししたりして、終了。
その後の美勇人さんは、
全員集合で写真撮る時にまた出てきた時は、上機嫌でモロちゃんと端で遊んでたり、
写真撮る時にコロッケさんが出てきたら誰よりも大はしゃぎして喜んで、マイクなしで笑ったり、
一人だけコロッケさんの変顔マネして写真映ったり。
とにかく楽しそうで、本当によかった。
そして本当に最後の最後、ステージから捌ける時に手を振るのでもなく、お辞儀して真剣な顔で1番に去っていった美勇人さんが好きでした。
思ったより長くなっちゃったけど、本当に7ORDERのファンでよかったと思えた時間だったな。
福岡まで行って良かった。本当に良かった。
美勇人さんが燦参七拍子の時に「色んなアーティストがいる場で俺らとファンの強さをぶちかましたい」って言ってたことが今回実現できたんじゃないかなと。
でも、それを実現できたのは普段の7ORDERさんの地道な努力と、そして場を盛り上げる実力があったから。
本当に、めちゃくちゃに幸せな思い出ができました。
次のフェスは残念ながら足を運ぶことはできませんが、また、7ORDERとファンの強さを見せつけてきてください。
どんどん世間に見つかって大きくなりますように。
ありがとう。