2/27 Date with....... オーラス in国立代々木競技場
7ORDERがアリーナクラスに立つ。
このツアーが発表された昨年からずっと楽しみにしていたこの日。
会場に入る前、1万人以上が入るだけあって7ORDER史上一番の人の数が溢れかえってて、そこからグッときてしまった。
中へ入って、ライブが始まってからも、アリーナからスタンドの上の方まで空席が見当たらないほどの満員の人で、ペンライトの海が広がってて、オープニング映像の間ずっと映像じゃなくてなぜか客席を見てしまった。
昔、横アリを埋め、あの世界でトップを争う人気だった彼らが、もう二度と大きなステージには立てない覚悟で全員で外の世界へ飛び出した日。
最後の横アリで「俺たちとみんなでせーのLove-tune」と手を上げてから、全員が涙目で全体を見渡し、何度も何度も「ありがとう」と言い、「絶対また会うぞ」って自分たちに言うかのように投げかけて、最後にみゅうたろうで深く深く頭を下げて幕を下ろしたあの日。
最後の少クラで「またね〜」と手を振って終わり、最後の最後、カーテンが閉まる前に「俺たち頑張ります!!」と叫んだ日。
そこから7ORDERとして生まれ変わり、自分たちの力で色々な人を味方につけて確実に進んでいった日々。
2018年から4年。
また1万人規模の大きなステージに立ってスポットライトに照らされ、花道を走る7人がそこにはいた。
7ORDERになって、メディアの露出が制限されて無くなり、過去の映像にモザイクをかけられたり、上手くカットされて無かったことにされたり、何度も苦しい思いしてるし
歌番組でキラキラ輝いている人たちを見ると、どうしてもそこにいない7人を嫌でも感じてしまって歌番組を見れなかったり
どんどん知名度が上がっていく人たちを前に、彼らがもしもまだ…とか考えてしまってそんな自分が嫌になったり
正直、いろいろな思いを抱えることも少なくはないけれど。
アリーナクラスに立って嬉しそうに辺りを見渡す7人を見てると、ただただこの7人が一緒にいてくれることが幸せで。
幸せそうに挨拶をする姿を見て。
もう他に何もいらないわって思った。
最後の挨拶
安井「最後まで走れたのは観に来てくれるみんなだし……あなたが観に来てくれるから僕たちはこうやってステージに立てます。しかもこんな大きな会場で。代々木でこの7人の音が鳴るということが僕たちにとってはすごく大きいことでした」
安井「それを叶えてくれるのはいつもあなたです。そして、メンバーです。……僕たち7人が突き進むことが、誰かの背中をちょっぴり押せたり、誰かの少しの勇気になったりすることを信じて、これからも僕たちは7人で突っ走っていきます」
″みんな″じゃなくて、″あなた″と言ってくれるところにも優しさを感じたし、
″代々木でこの7人の音が鳴るということが僕たちにとってはすごく大きいことでした。″がもうダメで。
大きいことだよな、ファンにとってもめちゃくちゃ大きいことだったんだよって。
そのあとの夢想人の美勇人さんの声でもう涙腺崩壊する以外の選択肢なんてなかった。
アンコールを終えた後の挨拶
美勇人「ここまで無事に来れました。実際本当にダメなんじゃないかと思う瞬間もたくさんありながら、一丸となってここに集まってエネルギーを共有することができて本当にうれしかったです… またぜひ観に来てください。今日はありがとうございました」
美勇人さん、そんな泣きそうな目しないで。
1stの時のオーラスも、一人暗闇にいたってことを話してくれたけど、こうやって終わってから抱えていた気持ちを打ち明けてくれる、人間らしくありのままの美勇人さんがやっぱりかっこよくて、大好きです。
萩谷「代々木第一体育館という色々な思い出がある場所にこうやって帰ってくることができて。ツアーが始まって3カ月経ちましたけど、ここでファイナルが迎えられたこと、そしてここまで走って無事に乗り切れたこと、そしてその間で皆さんと楽しいことをたくさん作れたのが本当に心の底から嬉しかったです」
色々な思い出がある場所にこうやって帰ってくることができたという言葉をストレートに伝えてくれる萩ちゃんが素敵でした。
諸星「やばい…ツアー終わっちゃうのが寂しいです。 僕たち7ORDERメンバー含め、スタッフさん、観に来てくれたお客さん、みんなで作ったツアーです。マジでありがとう、ここまで走らせてくれて。でも……もっとツアーやりたい!!!だから、 またやらせてください! !!みんなが来てくれればやれると思うから!」
でも…もっとツアーやりたいって言った言葉が、もう魂の叫びのようで。ここまでずっと連続でツアーが3回あって、四六時中7ORDERに会えたような1年で、メンバーはもちろんめちゃくちゃキツかったと思うけど、それでももっとやりたいって言ってくれるモロちゃんの言葉が本当に嬉しかった。
またツアー絶対にやってね!
顕嵐「こうやってステージに立ってみんなに必要とされてると感じると、生きてるなって心の底から思います。……いつもみんなが必要としてくれてるけど、俺も、あなたを必要としてるから。いつもそばにいてくれてありがとうございます」
顕嵐ちゃんが珍しくちょっと涙目に見えたし、言葉にもいつもより何倍も重みがあった。必要としてるって言葉が出てくるって素敵だな。
怜央「あっという間だなっていうのを感じますね。初日からずっとやらせていただいてるんですけど、最後の感じがしないのは皆さんの笑顔のおかげだなって改めて思いますね。スタッフさんとかも疲れてるだろうにすごい笑顔で挨拶してくれるんですよ……疲れてるのにね……皆さんも朝早かったりするのに……(泣き始める)」
相変わらず泣き始める怜央ちゃんに、メンバーまた爆笑し始めるし、ファンはもう笑い泣きみたいな状態になってるし。
怜央「皆さんのおかげだなと。僕はアーティストさんのライブを観させていただくことが最近多いんですけど、そこになんでもない自分が立たせていただいているのは皆さんのおかげだなと思います。これからも笑顔を大切にやっていきたいなと思います」
なんでもない自分って。いやいや、それだけの能力がある人、表舞台にいない方がおかしいのよ。逸材だよ。怜央ちゃん、自信持ってね。
真田「本当にみんなのことが大好きです! それは今観に来てくれてるみんなもそうだし、スタッフさんもそうだし、メンバーもそうだし、こんなにみんなのことが大好きなことってあるのだろうかって思うくらい大好きです。それはきっとみんなのおかげだと思ってます。この会場でこのマイクを持って歌えてることが本当に幸せです。ちっちゃい頃の自分に言い聞かせてあげたいなと思います。皆さん、ここまで連れて来てくれて本当にありがとうございました! そしてこれからも笑顔でいろんな景色を見ていきましょう」
挨拶の中で、さなぴーのこの言葉が一番印象に残ってる。
さなぴーがめちゃくちゃ涙目なのに泣けたってこともあるし、″こんなにみんなのことが大好きなことってあるのだろうか″って語るさなぴーがもう達成感と幸せに満ち溢れてて。
とにかく縁の下の力持ちなさなぴーが、こんなにも嬉しそうにしてるのがなんかものすごく嬉しかった。
″大好き″って言葉がただただまっすぐすぎて、たまらなくこちらまで幸せな気持ちになった。
私たちもさなぴーのことが大好きだよって心の中で叫んだよ。
安井「ここまで完走できたことが、本当に感謝でしかないです。来てくれた皆さん、来ないという選択をしてくれた皆さん、そして今見えてる以外にもすごい数のスタッフさんが僕ら7人のために動いてくれています。すごいことだなと改めて思います。すべての人に感謝です。ありがとうございます。これでツアーは終わりますが、次また会えるときまでいろんなことがあると思うけど、みんなどうか心も体も元気で、笑顔でいてください。また必ず会いましょう!」
安井くんの顔が、もう今までの安井くんの中で一番幸せな顔してたって言えるくらいの表情だったな。″次また会える時まで色んなことがあると思うけど″これは、7ORDERにも言えることで、私たちにも言えることで。この先いつ何があるかわからないし、苦しいこともいっぱいあるだろうけど。
7ORDERとファンがまたこうやって笑いあえる日を楽しみに、笑顔でいようと思う。
だからどうか、7ORDERも、笑顔でいてください。
7人が笑ってることが、ファンにとっても一番の笑顔に繋がります。
そして最後の最後。
最後に7人で自然と手を繋ぎ始めて、それだけで昔の姿と重なって涙が溢れてきたのに。
安井くんが「声は出せないけど、心の中で言ってくれる?」って言い始めた時には、これはもしかしたら、あの言葉が帰ってくるのかもしれないって思って、その瞬間に頭真っ白になったし、どうしたらいいかわからなくて震えた。
そして、息を吸った安井くんのあの感じからスローモーションかのように覚えてるんだけど
安井「俺たちと」
って言った瞬間に、もう意味わからないくらいぶわぁぁって涙溢れて
安井「みんなで」
あ、今って何年だったっけ?2022年?本当に?ってなって
安井「せーの!」
思わず、Love-tuneって言いそうになって
「「「7ORDER!!!」」」
メンバーの声に、ハッとした。
そうだね、7ORDERだねって。
わかってるし、もう7ORDERって言葉が当たり前かのように根付いてるけど、「俺たちとみんなで!せーの!」と言われると「Love-tune」が自然と出てきてしまって、
映画だったら完全にここで過去からのシーンが、ぶわぁぁって流れるんだろうなって思うくらい、Love-tuneが頭に流れてきて。
もうそこからは視界が涙でいっぱいで止まらなくて、気づけばライブ終わってた。
覚えてない。そのあとは。
必死に堪えたけど、溢れてくるし、大阪に帰ってきた後、家で思い出してまた泣いたし。今も泣けるし。
7ORDERってとことん、ドラマのような世界観だなって思った。
幸せだなって心から思ったよ。
本当に本当にありがとう。最高のDateでした。これ以上ないってくらいの時間でした。
11月からの思い出があまりにも濃すぎてもうこのセトリのライブを生で見ることはないのかと思うと悲しすぎるくらいにこの世界観にハマってしまっていたけど。
きっと7ORDERのことだから、次また会えるツアーの時には今回を越すくらいの期待をいい意味で裏切ってくれるものを作ってくれるはず。それを楽しみに、これからも日常を生きていきます。
いつもの日常に、素敵な非日常でカラフルな色を染めてくれてありがとう。
7ORDER、あなた達、やっぱり世界一カッコいいよ!!
本当にありがとうございました。
俺たちとみんなで
せーの
7ORDER🌈
おかえり。
あなたたちの未来は、温かいよ。
そして、これからもよろしくね。7ORDER。
2022.3.2 パセリン